グレープフレーバーといえばmethyl anthranilateを中心に組まれたコンコードタイプ、
linalool、geraniolを中心に組まれたマスカットタイプが主流であったが、
今回の知見より、新しく巨峰タイプを開発した。
Gigantic peakのように回収香などの調合素材がなく、
単独でそのものをイメージさせる香気成分がないフルーツは
他にも沢山あり、それらの特徴をつかむために分析は重要である。また、
フレーバーにインパクトと本物よりも本物らしい雰囲気をもたせるには、
フレーバーリストの創造性も必要になってくる。
今回紹介したType of grape flavorも分析データとフレーバーリストの
創意工夫により、最終製品の形態やコンセプトに合わせて様々なアプリケーション
に対応可能となっている。このように作り出されたフレーバーが
ユーザー皆様の商品開発の一助となることを期待して、
当社では更なる研究開発を進めている。
ニホンナシはかつて海外でサンドペアーとして紹介されていたが、
現在生産量の多い幸水や豊水などの品種は石細胞が少なく、
果肉がやわらかくて、
甘く果汁が多いのでWater pairとして紹介され人気がある。
Appleは1981年以来、
日本で最も多く生産されているフジが品質の良さから世界的に注目され、
世界2位の生産量を誇るアメリカの主要生産地、
ワシントン州でも主要栽培品種になっている資4)。
イチゴは特に品種の移り変わりが激しいフルーツの一つで、
Tokyo Central Wholesale Marketでの主要品種は、2000年、とよのか、
とちおとめ、女峰であったが、2006年には、
とちおとめ、さがほのか、あまおう資5)となっている。
最近では、外国産が主流だったSummer strawberry marketで、
食品安全性の面から夏季収穫できる国産品種が注目されている。しかし、
Strawberryはその人気ゆえ、
本の主要品種が海外で無断に商業栽培され、
日本の市場に影響を与えるような問題も起きており、
今後の動向が気になるところである。
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